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2016年3月 7日 (月)

アベノミクスの楽観論は消滅 橘玲のシナリオ

はやいもので今年も3月、企業にとって重要な年度末をむかえます。

アベノミクスから3年間の年度末のデータです。

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ドル円は前年度末から6円の円高、日経は−2200円(先週末終値)という推移で、3年間進んだ円安、株高の流れが変わろうとしています。

アベノミクスがスタートした直後にはいろいろな書籍が出版されました。

その中でも大好きな(というかかなり影響を受けています)橘玲さんの日本の国家破産に備える資産防衛マニュアルのシナリオを思い出しました。

①楽観シナリオ・・・アベノミクスが成功して高度経済成長がふたたび始まる。

②悲観シナリオ・・・金融緩和では効果がなく、円高によるデフレ不況がこれからも続く。

③破滅シナリオ・・・国債価格の暴落(金利の急騰)と高インフレで財政は破綻、日本経済は大混乱に陥る。

彼のブログでは楽観シナリオはすでにほぼ無くなったと書かれていますので、②か③に備える必要がありそうです。

ちなみに、ドル建てでの株価の損益分岐点は14500円で、ここがアベノミクスの損益分岐点とされています。

すでに金融緩和は効果がなく・・というのも現実味が高くなってきましたので、いろいろと自己防衛が必要となってきそうです。

さてデーターをまとめていて思ったのですが、日銀の黒田さんがいう原油価格は昨年度末からはたいして下落していません。

みんな気づいていましたが、原油安がCPIの足かせになっているというのは間違いのようです。

また原油が下がるとその分消費も増えるはずですので、小売売上等のデーターは上向くはずです。

実際昨年末にアメリカ旅行に行った時に、現地の人と話しているとガソリン価格が下落した分でいろいろと消費しているといってましたし、私達も原油価格の下落は少なからず恩恵を受けているはずです。

にもかかわらず消費が上向きにならないというのはかなり経済が弱いということになりそうです。

そんなわけで個人的にはマイナス金利の導入は、もはや物価目標なんてどうでもよくて国債の金利上昇を抑えこんで、財政破綻までのカウントダウンを先延ばししているだけに思えます。

まあそういう意味では、国債の利回り低下は思惑通りに運んでいると(今のところ)言えますね。

ジム・ロジャースは日本に残された3つの選択を次のようにいっていました。

1)少子化対策で人口を増やす

2)移民政策で人口を増やす

3)低水準の生活を受け入れる。

こちらも1)のシナリオはほぼ消滅ですので、どうやら2)か3)を受け入れるしかなさそうです。

いずれにしても、良くない方向に進んでいることは間違いなさそうです。

橘玲さんの該当ブログはこちら

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